物件価値向上のカギ! リノベーション・リフォーム提案力がある不動産管理会社の特徴

リノベーションとリフォームの違い

よく似た言葉ですが、リノベーションとは、既存の物件の空間を再設計しアップグレードする工事です。それに対しリフォームとは、老朽化などの理由から、部分的・表面的な箇所を新築に近い状態に回復・修復する工事を指します。

いずれにしても、各設備の耐用年数を踏まえて検討することがお勧めです。
一般的に、キッチン・風呂・トイレ・洗面台などの水回り設備は１０年から２０年程度が更新のタイミングと言われております。配管も老朽化するため、表面上の問題がなくても、２０年以上そのまま使用し続けるのはリスクが高いと言えます。
水回り設備は特に使用頻度も高いため、漏水や排水詰まり、木部の腐食やひび割れなどが見られる場合は、年数に関わりなく早めの交換をお勧めいたします。

リノベーション・リフォームが物件の価値向上に繋がる訳

リノベーション・リフォームを行うことによって、次のような効果が得られます。

市場価値の向上

見た目の改善、機能性の向上により、類似物件との差別化を行い、物件の競争力を高めることができます。

リスク軽減

古い設備や外壁などの更新は、階下漏水などのリスクを軽減し、将来発生しうる修繕やメンテナンスコストを削減します。

エネルギー効率の向上

LED化や断熱改善などを行うと、電気代の削減や消耗品の交換頻度や損耗の低減など、ランニングコストを抑えることができ、長期的なコスト削減につながります。

 

このような効果から、賃貸物件としては賃料アップ、売却時には売却価格アップにつなげることができるため、リノベ―ション・リフォームは物件の価値向上に効果的と言えます。

リノベーション・リフォーム提案力がある不動産会社の特徴

とはいえ、リノベーション・リフォーム工事は費用が多額になることも多いため、業者選定は慎重にならざるを得ません。HPや面談などからわかる、提案力のある不動産会社の特徴をご説明いたします。

インテリアコーディネーターがいる

特にリノベーションにおいて、魅力的な空間づくりは大変重要になります。
彼らのアイデアと専門知識は、デザイン要素を最適化することを可能とします。

自社で施工できる体制がある

工事の品質を保ち、かつコストを抑えることができます。

市場調査をしっかりしている

いくら魅力的な改装を行っても、その地域・価格帯における需要と合致していなければ、入居率の向上は見込めません。市場にあったアプローチができているか確認しましょう。

リノベーション・リフォームの事例がある

工事事例だけでなく、そのリーシング結果まで実績を持つ会社になら安心して任せることができます。リノベーション・リフォームのバリエーションも含め、オーナー様の要望に適切に対応できるかどうか確認することが重要です。

リノベーション・リフォーム事例

ご参考までに、インテリアコーディネーターを有する空間デザイン部、自社施工可能な建設部を擁する弊社にて受注したリノベーション・リフォーム事例をご紹介いたします。

【リノベーション】ターゲットを新婚・DINKSに絞り空室期間短縮と賃料2.5万円アップを同時に実現

外から持ち帰ったものをウォークスルーやパントリーで収納し、手を洗った後にリビングへと、利便性を追求した玄関からリビングまでの導線になるよう大幅に間取り変更しました。

間取り

Before（2LDK）

After（1LDK＋WTC)

LDK

Before

After

 

和室収納＋洋室→ウォークススルークローゼット＋パントリー

Before

After

 

洗面所→洗面所＋物干し

Before

After

【リフォーム】学生に人気の白系のフロアタイルに変更することで早期部屋付けに貢献

古い印象を与えがちな茶系で幅の狭いフローリングを、付近の学生をターゲットに白系のフロアタイルに変更し、同じく照明もLEDのシーリングライトに変更しました。他設備や建具等の変更はせず、通常の改装＋８万円ほどで明るい印象のお部屋になりました。

Before

After

 

まとめ

不動産管理会社の選択は、ご自身の資産形成に大きな影響を与えます。
リノベーションとリフォームの提案力がある会社を選ぶことで、物件の資産価値を向上させ、より安定的な資産形成を目指しましょう。
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