プチリノベーションでお部屋のイメージを変えてみませんか?
2019 年12 月に中国の武漢で初めてコロナ感染者の報告がされてから、今年で4 回目の繁忙期を迎えます。
2020 年の繁忙期は、大学や企業も交流や経済活動が停止するような前例のない賃貸需要停滞期を迎えましたが、企業も転勤や移動も徐々に増え、賃貸需要の回復に期待が持てるようになってまいりました。
特に今期は海外からの人の交流も増え、留学生の受け入れも見られるようになっています。
その中でもいち早く物件を決めていくためには、お部屋探しのご内覧者の印象に残る部屋づくりが空室改善の近道になります。
一時期流行った個性的なリノベーションによる物件として注目を浴びるのも一つの案ですが、幅広い層に好まれるリノベーションを行い、早期空室改善を目指す方法もあります。
本記事では、それほど工事に時間がかからず、原状回復にちょっとした改善を加えるプチリノベーション事例をご紹介していきます。
目次
プチリノベーション事例
【事例1】フロアタイル施工
新築当時のフローリングは、比較的明度が低めな素材で全体的に痛んでいたため、何かしらの手を加えることが必要と考えられました。
そこで、明るめの材質のフロアタイルをフローリングに上貼りして、フローリングの質感を生かしつつ部屋全体を明るく見せる形にしました。
上記のプチリノベーションにより早期の申込を頂くことができました。
【事例2】キッチン・洗面台交換
建築当初からのキッチンと洗面台は劣化が進み、また今後の物件運用を考えると交換を行うのにはちょうど良い時期になっていたので、交換を行い、年齢層を若いファミリー層の需要を狙いました。
水回りの設備が新しいと新婚さんなどのニーズを捉えやすくなります。
古いイメージがあったキッチンと洗面台が、交換により明るいイメージの空間となりました。
こちらも工事完了後、すぐに新婚のご夫婦にて申し込みを頂くことが出来ました。
洗面台は工事期間の延長も少なくすぐに変更できる設備なので、古いイメージがありましたら交換をおすすめ致します。
【事例3】和室を洋室に変更
こちらの物件は和室が2 部屋あり、洋室の数が少ないことが着眼点でした。
近年、洋風スタイルに合わせた家具選びが主体になっていることもあり、一から和室用の家具を新調しなければならないのは、引っ越し費用も考え、入居者にはかなりの負担になります。そこで今回は2 部屋ある和室のうち1 部屋を洋室に変更してみました。
和室を洋室にプチリノベーション後賃料5,000 円アップで募集を行ったところ、申し込みを頂きました。
使い道のイメージが付きづらい和室は洋室に変更してみるのも一つの方法です。
特にワンルーム物件で和室のお部屋には効果が期待できますので是非お試しください。
いかがでしたでしょうか。ここで紹介させていただいたプチリノベーションはほんの一例になります。
『リノベとはいってもコストがかかる』と頭によぎられているオーナー様も多いと思います。
小額投資で、最大の効果を発揮させることが出来れば、賃料も増額でき、最後の出口戦略時に賃料増額できていれば、収益還元法により売却額もアップが狙えます。
また、長期運営をお考えのオーナー様にとっては最大のリスクである空室損を少なくすることにより、安定した不動産経営も狙えます。
空室損について
空室期間が増える分だけ金額も上がっていきます。
例えば、前の入居者の退出から入居までの期間が、6 カ月の場合、空室損は390,000 円となりますが、これを前の入居者の退出から入居までの期間を2 カ月にできたとしたら、空室損は130,000 円まで削減することができます。
中々入居者が決まらず空室が続いていれば、空室損はどんどん膨らんでいきますが、プチリノベーションを行いその費用を物件に投資できれば、空室損を少なくでき、さらに次の募集時にはより設備投資が行えることで、家賃のUP 等も狙えるかもしれません。
空室期間0 は原状回復工事や募集期間を考えると難しいかもしれませんが、極力、空室期間を短くし、その費用を物件に投資していくことが安定経営の近道になります。
・家賃65,000 円の2DK マンションの場合
① プチリノベーション費用 220,000 円
② 賃料増 2,000 円/ 月
③ 65,000/ 月の空室損(6ヵ月空室想定→2ヵ月想定、差額260,000 円)
この物件で、空室期間を6ヶ月から2ヶ月に期間を圧縮できたことにより空室損で工事を行えた試算です。
プチリノベーション後、賃料を2,000 円アップにて募集し、入居者を決定すると年間24,000 円の増収、物件売却額の試算では月額2,000 円アップにより売却査定金額は200,000 円UP となります。
今回の工事費用を家賃増額分で利回りを計算しますと年間利回り10.9%となります。
今回ご紹介させていただいたリノベーションは比較的短期間で施工可能ですので、繁忙期の終盤に追い込みの対策を行いたいときなどにはかなり有効な対策になります。
是非この機会に一度ご検討ください。
アクセントクロスだけでも担当にご連絡いただければ、今の市場に合わせた最適な商品を選定させていただきます。もちろん、大規模リニューアル等もぜひご相談ください。
当社専属のプランナーが、とっておきのお部屋を考えさせていただきます。
お部屋や物件にあったリノベーションについて担当と一緒にプランニングを検討させて頂きますので是非弊社までご相談ください。
満室経営にて進められますよう最大限ご協力させて頂きます。